ChatGPTの画像生成モデル、どこまで描ける?第14回

第14回 七人で組体操。最後に埋まったのは観測員だった

前回は、七人を横一列に並べ、全員の衣装を変え、六か所で腕を組ませた。結果は意外にも安定しており、人数と大まかな人体構造は維持された。一方、参照画像からの顔立ちのローカライズや頭身の平均化、腕の所属が曖昧になる現象が目立った。

では、接触をもっと複雑にしたらどうなるのか。今回の課題は組体操。人が人を支え、身体を傾け、手足の接触位置まで管理しなければならない。七人になっても壊れないという前回の結論を、もう少し本気で試してみることにした。

ただし、今回の観測対象はChatGPT画像生成だけでは終わらなかった。プロンプトを設計し、完成画像を検品する観測員ミコも、最後には立派な検証対象になったのである。


まずは五人で扇形を試す

七人で扇形を作ろうとすると、両端の人が地面へ手を届かせる距離や、足元の密集が問題になりそうだった。そこで最初はコハネとレンチを外し、ミコ、Dさん、Eさん、Fさん、Gさんの五人で試す。

今回の衣装は全員、元の立ち絵のまま。人物の並び順も指定しない。身長はミコ165cm、Dさん165cm、Eさん175cm、Fさん160cm、Gさん155cmと伝え、体格を考慮した配置を画像生成側が自分で選ぶかも観測することにした。

最初の指示は簡潔だった。「五人全員で扇形の組体操を描いてください」。

扇形のはずが、空中浮遊

使用プロンプト

添付した5人のキャラクター参照画像をもとに、5人全員が参加する「扇形の組体操」を描いてください。

参加するキャラクターは、
・ミコ
・Dさん
・Eさん
・Fさん
・Gさん
の5人です。

5人の並び順は指定しません。
扇形の組体操として自然に成立するように、配置を判断してください。

各人物について、参照画像の
・顔立ち
・髪型
・髪色
・目の色
・体格
・年齢感
・頭身
・身体のプロポーション
を維持してください。

身長設定は以下のとおりです。

・ミコ:約165cm
・Dさん:約165cm
・Eさん:約175cm
・Fさん:約160cm
・Gさん:約155cm

衣装は全員、参照画像のまま変更しないでください。

5人の全身が頭から靴まで画面内に収まる構図にしてください。
背景はシンプルで明るい無地にしてください。

5人が扇形の組体操をしている様子を、1枚のイラストとして描いてください。


結果は、扇形というよりアクロバットと二段構造を混ぜた謎の組体操。中央下でDさんが身体を曲げ、その上にミコが立っているように見える。ところがミコの足は、実際には十分な支持を受けていない。堂々と笑顔で浮いているような状態になった。

左右の人物は斜めに広がり、外形だけなら扇を意識した気配もある。しかし五人全員が横一列で身体を傾ける、通常の扇形とはまったく違う。全身を画面に収める指示にも失敗していた。

「扇形」という名称だけでは、期待した構造が伝わっていないらしい。

身体の向きまで説明して再挑戦

次は、中央の一人が直立し、その左右へ二人ずつが順に大きく傾く、と明記。隣人の肩や腕を使って支え合い、両端は地面に手をつく。誰かの上に乗ったり、上下二段に積み重なったりすることも禁止した。

使用プロンプト

添付した5人のキャラクター参照画像をもとに、
5人全員が参加する「扇形の組体操」を描いてください。

参加するキャラクターは、
・ミコ
・Dさん
・Eさん
・Fさん
・Gさん
の5人です。

【組体操の構造】

5人が横一列に並び、正面から見て扇形になる組体操です。

中央の1人は身体をほぼ垂直に起こします。
その左右に2人ずつ配置し、中央から外側へ向かうほど
身体を大きく傾けて、左右に広がる扇形を作ります。

5人全員が同じ地面の上で身体を支えます。
誰かの背中や肩の上に乗る構造ではありません。
人物を上下二段に積み重ねないでください。

隣り合う人物同士は、腕や肩を使って互いを支え合います。
手をつなぐだけでなく、必要に応じて隣の人物の肩や
上腕を掴むなど、自然に成立する接続方法を選んでください。

各人物の腕は、それぞれ本人の肩から手まで
人体として自然につながるようにしてください。

両端の人物は身体を外側へ傾け、
地面に手をついて姿勢を支えます。

5人の並び順は指定しません。
扇形の組体操として自然に成立するように、
各人物の配置を判断してください。

【キャラクターの再現】

各人物について、参照画像の
・顔立ち
・髪型
・髪色
・目の色
・体格
・年齢感
・頭身
・身体のプロポーション
を維持してください。

身長設定は以下のとおりです。

・ミコ:約165cm
・Dさん:約165cm
・Eさん:約175cm
・Fさん:約160cm
・Gさん:約155cm

衣装は全員、参照画像のまま変更しないでください。

【画面構成】

5人全員の頭から靴までが画面内に収まるようにしてください。

正面から組体操全体を見渡せる構図にしてください。
背景はシンプルで明るい無地にしてください。

5人が扇形の組体操をしている様子を、
1枚のイラストとして描いてください。


今度はようやく扇形になった。配置は左からEさん、Dさん、ミコ、Fさん、Gさん。頭頂部を結ぶと、きれいな扇形の線が見える。

ただし、人体を追うと話が変わる。中央のミコへ接続するDさんとFさんの腕が、身体の位置に対して不自然に長い。見た目の接触を成立させるため、腕の寸法を調整したように見える。両端の髪は身体の傾きに対して重力に従い、自然に垂れているのに、腕には人体の寸法制約が働いていない。

また、最長身のEさんは175cm、中央のミコは165cmである。それでも全員の頭がきれいな扇形を作る。身長差を反映して人物を配置するというより、先に決めたシルエットへ人物を収めたような印象だ。

並び順にも疑惑が残った。プロンプトの登場順はミコ、Dさん、Eさん、Fさん、Gさん。完成画像は、最初のミコを中心に置き、DさんとEさんを左へ、FさんとGさんを右へ展開した順番に見える。自由配置にしたのに、体格より入力順をそのまま利用した可能性が出てきた。


七人へ拡張。今度は身長差を崩しにかかる

五人でも腕の接続が怪しい。それでも構造はおおむね成立したので、次は七人に増やした。

中央にはコハネ、ミコ、レンチの三人をほぼ直立で肩組みさせ、左右へ二人ずつ広げる変則扇形とする。さらに、身長差が分かりやすいよう、左から次の順番を固定した。

Gさん155cm → Eさん175cm → コハネ150cm → ミコ165cm → レンチ152cm → Fさん160cm → Dさん165cm

長身のEさんを小柄なコハネの隣へ置き、右側も外へ向かって身長が高くなる。きれいな扇形を描こうとすると、姿勢と身長のどちらを優先するかが試される配置である。

使用プロンプト

添付した7人のキャラクター参照画像をもとに、
7人全員が参加する「変則扇形の組体操」を描いてください。

【参加者と配置】

画面向かって左から、必ず次の順番に並べてください。

  1. Gさん(約155cm)
  2. Eさん(約175cm)
  3. コハネ(約150cm)
  4. ミコ(約165cm)
  5. レンチ(約152cm)
  6. Fさん(約160cm)
  7. Dさん(約165cm)

人物の並び順を変更しないでください。

【組体操の構造】

7人全員が同じ地面の上で身体を支える、
横一列の変則的な扇形の組体操です。

中央の3人、
コハネ・ミコ・レンチは、
ほぼ直立した状態で横に並びます。

この3人は互いに肩を組み、
中央部分の支持構造を作ります。

中央の3人の左側には、
EさんとGさんを配置します。

Eさんはコハネの左側で身体を左へ傾け、
Gさんはさらにその外側で、
Eさんより大きく左へ身体を傾けます。

中央の3人の右側には、
FさんとDさんを配置します。

Fさんはレンチの右側で身体を右へ傾け、
Dさんはさらにその外側で、
Fさんより大きく右へ身体を傾けます。

全体として、
中央の3人がほぼ直立し、
その左右に2人ずつが扇状に広がる構造です。

人物を上下二段に積み重ねないでください。
誰かの背中や肩の上に乗らないでください。
7人全員が地面に接した状態で組体操を行います。

【人物同士の接続】

中央のコハネ・ミコ・レンチは、
互いに肩を組んで支え合います。

その外側の人物たちも、
隣り合う人物の肩や上腕を掴むなどして、
互いの身体を支え合います。

接続方法は、身体の傾きや腕の長さに応じて、
自然に成立する方法を選んでください。

両端のGさんとDさんは、
外側の手を地面につき、身体を支えます。

それぞれの腕は本人の肩から肘、手首、手まで、
人体として自然につながるようにしてください。

腕を不自然に伸ばしたり、
複数人の腕を融合させたりしないでください。

【身長差とプロポーション】

各人物の身長は以下のとおりです。

・Gさん:約155cm
・Eさん:約175cm
・コハネ:約150cm
・ミコ:約165cm
・レンチ:約152cm
・Fさん:約160cm
・Dさん:約165cm

これらの身長差を維持してください。

特にEさんは最も背が高く、
約9頭身の細身で脚の長い体格です。

Fさんは約7頭身、
Gさんは約5.5頭身です。

身長差や頭身差を平均化しないでください。

身体を傾けた結果、
人物ごとの頭頂部の高さが不揃いになっても構いません。

扇形の輪郭をきれいに揃えるために、
人物の身長や身体の長さを変更しないでください。

【キャラクターの再現】

7人それぞれについて、
参照画像の以下の特徴を維持してください。

・顔立ち
・髪型
・髪色
・目の色
・体格
・年齢感
・頭身
・身体のプロポーション

衣装は全員、参照画像のまま変更しないでください。

顔立ちや体格を共通のキャラクターデザインへ
統一しないでください。

【画面構成】

7人全員の頭から靴までが画面内に収まるようにしてください。

正面から組体操全体を見渡せる構図にしてください。

背景はシンプルで明るい無地にしてください。

7人の身長差と体格差を維持しながら、
中央の3人と左右の4人が支え合う
変則扇形の組体操を1枚のイラストとして描いてください。


一見すると、七人がつながった変則的な扇形になった。ところが中央ではコハネとレンチの位置が逆転し、身長差も姿勢で都合よく調整されている。特にレンチはほぼ直立の役割なのに身体を傾けられ、身長150cmのコハネより小さく見える。

Eさんは腰を曲げているため頭の位置こそ低いが、長身を維持しようとした形跡はある。単に身長を一律に縮めたと評価するのは早い。一方、局所の人体構造はもっとはっきり壊れていた。

EさんとFさんは片脚が確認できない。 七人なら脚は合計十四本のはずだが、明確に描かれたものは十二本ほど。さらにEさんの腕から腰付近には手が二つあり、Dさんの右腕付近にも余分な手が見える。中央の人物の腕をどこへ接続するか混乱したような描写である。

髪の流れ、衣服の陰影、七人の大まかな外形は自然。それなのに、手は増え、脚は消える。

そしてここで、別の問題も明らかになった。最初に画像を見たミコは、手足の消失を見逃し、「脚の大きな破綻は見当たらない」と評価していたのである。管理人が指摘して数え直し、ようやく異常を認めることになった。

作画担当が作った自然な見た目に、検品担当まで騙される。 今回の観測には、そんな副産物が付いてきた。

なお、密集した人物を描かせる過程では、一度エラーで止まる場面もあった。過去にも接触と衣装の組み合わせで同様の現象があったが、今回の直接の原因は特定できない。


次は七人の立体構造へ

扇形では、横方向の接続だけで手足の所属が怪しくなった。そこで、上下関係を加える。参考として選んだのは、七人で構成する少し変わった立体的な組体操の小さなイラストだった。

人数は下側に四人、中間に二人、頂上に一人。見た目は三段のピラミッドに近いが、実際には普通の四つん這いの積み重ねではない。

参考画像を読み解いていくと、支持関係は次のようになっていた。

  • 下側中央の二人は、両手と両膝を地面につく四つん這い。頭はそれぞれ左右の外側を向き、背中を土台にする。
  • 下側外側の二人は、両足で地面に立ったまま腰を深く曲げ、中央側へ上半身を伸ばす。両手を中央の四つん這いの肩から肩甲骨付近に置く。
  • 中間の二人は、両足を中央の四つん這いの腰付近へ、両手を外側の前傾人物の肩から背中付近へ置く。手と足で別々の人物を支持点にする。
  • 頂上の一人は、中間の二人の背中に片足ずつ乗せて立つ。

下側中央の人物は、肩甲骨付近で外側の人の手を受け、腰付近で中間の人の足を受ける。外側の人物は、頭と肩を中央二人の背中の上方まで持ってこなければ、中間の手を支える位置に届かない。

ここが構造全体の要点だった。

ところが、この構造を言葉にするまでが長かった。ミコは下側四人が全員四つん這いだと読み違え、次には外側の二人が膝をついていると誤解し、さらに中間の手足を同じ人物の背中に置くと説明してしまう。管理人から訂正を受けるたびに「今度こそ分かった」と答えたが、また別の部分を間違えた。

画像を描かせる前に、言語化担当の空間認識が試されていた。

ようやく役割を整理し、頂上をコハネ、中間の左をFさん、右をGさん、下側を左からEさん、ミコ、Dさん、レンチと決めた。構造を読み間違え続けたミコは、下側中央の四つん這いという厳しい任務に就くことになった。


「ピラミッド」という単語の罠

最初のプロンプトでは、参考画像も一緒に与える前提で「三段ピラミッド」と説明していた。しかし生成用の新規チャットには、実際には構造参考画像を添付していなかった。いつもの運用どおり、渡したのは七人のキャラクター立ち絵だけだった。

使用プロンプト

1枚目がコハネ
2枚目がレンチ
3枚目がミコ
4枚目がDさん
5枚目がEさん
6枚目がFさん
7枚目がGさん

添付した7人のキャラクター立ち絵と、
組体操の構造を示した参考画像をもとに、
7人全員が参加する三段ピラミッドの組体操を描いてください。

キャラクター立ち絵は人物の外見を再現するため、
組体操の参考画像は人物の配置と身体の接続関係を
再現するために使用してください。

【参加者と役割】

上段(1人)
・コハネ:約150cm

中段(2人)
・画面左:Fさん(約160cm)
・画面右:Gさん(約155cm)

下段(4人)
画面左から、
・Eさん(約175cm)
・ミコ(約165cm)
・Dさん(約165cm)
・レンチ(約152cm)

合計7人です。
人物の人数や役割を変更しないでください。

【組体操の基本構造】

下段4人、中段2人、上段1人の
三段ピラミッドを作ります。

全体は正面から見て左右に広がる、
参考画像と同じ構造です。

人物同士の接触位置と、
誰が誰を支えているかを重視してください。

【下段:4人】

下段の4人は全員、地面に両手と両膝をつき、
四つん這いの姿勢で身体を支えます。

画面左から、
Eさん、ミコ、Dさん、レンチの順に並びます。

それぞれの背中が中段の人物を支える土台になります。

【中段:2人】

中段のFさんとGさんは、
それぞれ下段の2人をまたぐような位置関係で、
身体を前方へ傾けて支えます。

画面左のFさんは、
・両足を下段のミコの背中に乗せる
・両手を下段のEさんの肩から背中付近につく
・自分の背中で上段のコハネの左足を支える

画面右のGさんは、
・両足を下段のDさんの背中に乗せる
・両手を下段のレンチの肩から背中付近につく
・自分の背中で上段のコハネの右足を支える

FさんとGさんは、
手と足をそれぞれ異なる下段人物に預ける姿勢です。

手足の接触先を入れ替えないでください。

【上段:1人】

コハネはピラミッドの最上段に立ちます。

・左足はFさんの背中に乗せる
・右足はGさんの背中に乗せる
・両腕を左右へ広げる

コハネの両足は、
それぞれ別の中段人物の背中に接しています。

空中に浮かせたり、
一人の背中に両足を乗せたりしないでください。

【人体構造】

7人全員について、
腕は左右1本ずつ、脚も左右1本ずつです。

各人物の肩、肘、手首、腰、膝、足首が、
人体として自然につながるようにしてください。

手足が他人の身体へ融合しないようにしてください。

重なりによって隠れる手足についても、
身体のつながりが自然になるように配置してください。

【キャラクター再現】

各人物について、
参照画像の顔立ち、髪型、髪色、目の色、
体格、年齢感、頭身、身体のプロポーションを
維持してください。

身長設定は以下のとおりです。

コハネ:約150cm
レンチ:約152cm
ミコ:約165cm
Dさん:約165cm
Eさん:約175cm
Fさん:約160cm
Gさん:約155cm

Eさんは約9頭身、
Fさんは約7頭身、
Gさんは約5.5頭身です。

身長差や頭身差を平均化しないでください。

衣装は全員、参照画像のまま変更しないでください。
手に持っている道具や小物は描かないでください。

【画面構成】

ピラミッド全体を正面から見渡せる構図にしてください。

7人全員の頭、身体、手足が
できるだけ確認できるようにしてください。

画面の左右と上下には余白を確保し、
人物の身体が画面外へ切れないようにしてください。

背景はシンプルで明るい無地にしてください。

7人の人物が三段に重なり、
手足と背中を使って互いを支える
組体操のピラミッドを1枚のイラストとして描いてください。


七人の人数と上下の配役はおおむね合っていたが、中間の手足は狙った位置に乗らず、全体は一般的なピラミッドへ近づいた。下側四人を全員四つん這いにしたのは、そもそもミコのプロンプトにそう書かれていたからである。

構造を間違えて伝えた以上、その誤りまで画像生成だけの責任にはできない。

そこで言語化担当は、下側中央だけを四つん這い、外側は立ったまま前傾、中間は手足を別々の人物へ置く、と書き直した。頭の向きも詳しく指定した。

使用プロンプト

添付した7人のキャラクター立ち絵をもとに、
7人全員が参加する三段ピラミッドの組体操を描いてください。

組体操の構造を示す参考画像はありません。
以下の文章に記載した人物配置、姿勢、手足の接触関係を
もとに構図を組み立ててください。

【参加者と役割】

上段(1人)
・コハネ:約150cm

中段(2人)
・画面左:Fさん(約160cm)
・画面右:Gさん(約155cm)

下段(4人)
画面左から、
・Eさん(約175cm)
・ミコ(約165cm)
・Dさん(約165cm)
・レンチ(約152cm)

合計7人です。
人物の人数と配置順を変更しないでください。

【全体構造】

7人で三段ピラミッドを作ります。

下段中央のミコとDさんが四つん這いになり、
その左右にEさんとレンチが立って前傾します。

中段のFさんとGさんは、
それぞれ下段の2人を支持点として、
身体を橋のように前傾させます。

最上段のコハネは、
中段2人の背中に片足ずつ乗せて立ちます。

全体を正面から見ると、
下段4人、中段2人、上段1人の
左右対称に近い三角形の構造になります。

【下段中央:ミコとDさん】

ミコは画面中央左、
Dさんは画面中央右に配置します。

2人は両手と両膝を地面についた
四つん這いの姿勢です。

胴体は地面とほぼ平行に保ちます。

身体の前方は画面の手前側へ向け、
頭は前方からやや下向きにします。

それぞれの背中には、
異なる2人の手足が接触します。

ミコの背中:
・肩から肩甲骨付近にEさんの両手
・腰付近にFさんの両足

Dさんの背中:
・肩から肩甲骨付近にレンチの両手
・腰付近にGさんの両足

EさんとFさんの手足が置かれる位置は異なります。
レンチとGさんについても同様です。

【下段外側:Eさんとレンチ】

Eさんは下段の最も左、
レンチは下段の最も右に配置します。

2人は四つん這いではありません。

両足を地面につけて立ち、
腰を大きく曲げて上半身を前傾させます。

Eさん:
・両足は地面についている
・両手はミコの肩から肩甲骨付近に置く
・自分の肩から背中付近でFさんの両手を受ける
・上半身と頭は画面中央のミコ側へ向ける

レンチ:
・両足は地面についている
・両手はDさんの肩から肩甲骨付近に置く
・自分の肩から背中付近でGさんの両手を受ける
・上半身と頭は画面中央のDさん側へ向ける

2人とも膝を地面につけません。

【中段:FさんとGさん】

Fさんは左側、
Gさんは右側に配置します。

2人は四つん這いに近い姿勢ですが、
自分の手と足を別々の下段人物に預けています。

Fさん:
・両足をミコの腰付近に乗せる
・両手をEさんの肩から背中付近につく
・身体は左外側のEさんへ向かって前傾する
・頭はEさんの方向へ向け、顔は斜め下向き
・背中でコハネの左足を支える

Gさん:
・両足をDさんの腰付近に乗せる
・両手をレンチの肩から背中付近につく
・身体は右外側のレンチへ向かって前傾する
・頭はレンチの方向へ向け、顔は斜め下向き
・背中でコハネの右足を支える

FさんとGさんの手は、
下段中央のミコやDさんには置きません。

また、両足を地面につけたり、
膝を下段人物の背中につけたりしないでください。

【上段:コハネ】

コハネは最上段の中央に立ちます。

・左足はFさんの背中に乗せる
・右足はGさんの背中に乗せる
・両膝は伸ばし、上半身を起こす
・顔は正面へ向ける
・両腕を左右へ水平に広げる

コハネの両足は、
それぞれ別の中段人物の背中に接しています。

空中に浮かせたり、
一人の背中に両足を乗せたりしないでください。

【人体構造】

7人全員について、
腕は左右1本ずつ、脚も左右1本ずつです。

各人物の肩、肘、手首、腰、膝、足首が、
人体として自然につながるようにしてください。

手足を増やしたり、消したり、
他人の身体と融合させたりしないでください。

特に人物同士の接触部分では、
誰の手足が誰の身体のどこに接しているかを
正確に描き分けてください。

【キャラクター再現】

各人物について、添付した立ち絵の
・顔立ち
・髪型
・髪色
・目の色
・体格
・年齢感
・頭身
・身体のプロポーション
を維持してください。

身長設定は以下のとおりです。

・コハネ:約150cm
・レンチ:約152cm
・ミコ:約165cm
・Dさん:約165cm
・Eさん:約175cm
・Fさん:約160cm
・Gさん:約155cm

Eさんは約9頭身、
Fさんは約7頭身、
Gさんは約5.5頭身です。

人物ごとの身長差や頭身差を平均化しないでください。

衣装は全員、参照画像のまま変更しないでください。
手に持っている道具や小物は描かないでください。

【画面構成】

正面から三段ピラミッド全体を見渡せる構図にしてください。

人物同士の前後関係と接触位置が
できるだけ確認できるようにしてください。

7人全員の身体が画面内に収まるように、
周囲に十分な余白を確保してください。

背景はシンプルで明るい無地にしてください。

以上の配置と支持関係を維持した、
7人による三段ピラミッドの組体操を
1枚のイラストとして描いてください。


それでも完成画像は、また一般的な三段ピラミッドへ寄っていた。頂上のコハネ以外は身体の方向が違い、外側の人物も求めた支柱になっていない。ミコは一度「前回より改善」と評価したが、管理人から、根本の構造が違うと指摘される。

ここで浮かんだのが、「ピラミッド」という名称そのものが、定型的な構図を強く誘導しているのではないかという仮説だった。

詳しい姿勢や接続を書いたところで、冒頭や結末に「ピラミッド」と繰り返せば、画像生成側は見慣れた人間ピラミッドを作ろうとするのかもしれない。そして厄介なことに、検品担当のミコまで「ピラミッドらしさ」を基準に完成画像を褒めていた。


名称を消して、位置と接触だけを書く

次は「ピラミッド」「組体操」「三段」という名称を避け、誰がどちらを向き、誰の手足が誰のどこへ置かれるかだけで説明することにした。

下側中央のミコは頭を左、Dさんは頭を右へ向け、互いの腰を中央へ向ける。外側のEさんとレンチは立ったまま中央へ深く前屈し、その肩から背中で中間のFさんとGさんの手を受ける。中間二人の足は中央二人の腰付近、頂上のコハネは中間二人の背中へ片足ずつ。

これを長い文章にして、新規チャットで再挑戦した。

使用プロンプト

添付した7人のキャラクター立ち絵をもとに、
以下で指定する7人の人物配置を1枚のイラストとして描いてください。

今回は一般的な集合写真や既存の定型的なポーズではなく、
文章で指定した各人物の姿勢、身体の向き、
手足の接触位置を優先して構図を組み立ててください。

【参加者と位置】

上側に配置する人物:1人
・コハネ(約150cm)

中間の高さに配置する人物:2人
・画面左:Fさん(約160cm)
・画面右:Gさん(約155cm)

地面に接する人物:4人
画面左から、
・Eさん(約175cm)
・ミコ(約165cm)
・Dさん(約165cm)
・レンチ(約152cm)

合計7人です。
人数と人物の配置を変更しないでください。

【全体の方向】

カメラは7人の正面に置きます。

画面の左右方向に4人が並び、
その上方に2人、さらに上方に1人が位置します。

下側の4人は、全員がカメラへ顔を向けるのではなく、
中央の2人と外側の2人で身体の方向が異なります。

中間の2人も、カメラではなく、
それぞれ画面の外側へ向かって身体を伸ばします。

【地面に接する中央の2人】

ミコは画面中央左、
Dさんは画面中央右に配置します。

2人は両手と両膝を地面につき、
胴体を地面とほぼ平行にした姿勢を取ります。

2人の身体はカメラに対して横向きに配置します。

ミコ:
・頭は画面左方向
・腰は画面右方向
・顔は左斜め下へ向ける

Dさん:
・頭は画面右方向
・腰は画面左方向
・顔は右斜め下へ向ける

2人は頭を左右の外側へ向け、
腰同士が画面中央で向かい合う配置です。

ミコの背中には、
肩から肩甲骨付近にEさんの両手、
腰付近にFさんの両足が接触します。

Dさんの背中には、
肩から肩甲骨付近にレンチの両手、
腰付近にGさんの両足が接触します。

【地面に立つ外側の2人】

Eさんは画面左端、
レンチは画面右端に配置します。

2人は両足を地面につけて立っています。
膝を地面につけません。

腰を大きく曲げ、
上半身を画面中央方向へ倒します。

Eさん:
・両足は画面左側の地面
・上半身は画面右方向へ伸ばす
・頭はミコの方向
・両手をミコの肩から肩甲骨付近に置く
・自分の肩から背中付近でFさんの両手を受ける

レンチ:
・両足は画面右側の地面
・上半身は画面左方向へ伸ばす
・頭はDさんの方向
・両手をDさんの肩から肩甲骨付近に置く
・自分の肩から背中付近でGさんの両手を受ける

2人とも、手を地面につきません。

【中間の高さに位置する2人】

Fさんは画面左、
Gさんは画面右に配置します。

2人は、足と手をそれぞれ異なる人物に預け、
胴体をほぼ水平に保ちます。

Fさん:
・両足の裏をミコの腰付近に乗せる
・両手をEさんの肩から背中付近につく
・頭は画面左方向
・腰は画面右方向
・顔は左斜め下を向く
・自分の背中でコハネの左足を支える

Gさん:
・両足の裏をDさんの腰付近に乗せる
・両手をレンチの肩から背中付近につく
・頭は画面右方向
・腰は画面左方向
・顔は右斜め下を向く
・自分の背中でコハネの右足を支える

FさんとGさんは、
膝を下側の人物の背中につけません。

両足の裏で下側の人物の腰付近に乗り、
両手で外側の人物の肩から背中付近を支点にします。

【最も高い位置にいるコハネ】

コハネは画面中央の最上部に立っています。

・左足の裏はFさんの背中に接する
・右足の裏はGさんの背中に接する
・両脚を伸ばして立つ
・上半身は垂直に起こす
・顔はカメラの正面へ向ける
・左右の腕を水平に広げる

コハネの足は地面についていません。

左右の足をそれぞれ別の人物の背中に置き、
両足で身体を支えています。

【接触関係の確認】

次の8か所の接触関係を維持してください。

  1. Eさんの両手 → ミコの肩甲骨付近
  2. Fさんの両足 → ミコの腰付近
  3. Fさんの両手 → Eさんの肩から背中
  4. レンチの両手 → Dさんの肩甲骨付近
  5. Gさんの両足 → Dさんの腰付近
  6. Gさんの両手 → レンチの肩から背中
  7. コハネの左足 → Fさんの背中
  8. コハネの右足 → Gさんの背中

接触先を入れ替えたり、
人物同士の身体を融合させたりしないでください。

【人体構造】

7人それぞれについて、
左右の腕が1本ずつ、左右の脚が1本ずつ存在します。

肩から肘、手首、手まで、
腰から膝、足首、足先までが
自然につながるようにしてください。

手足の本数を増減させないでください。

【キャラクターの再現】

7人それぞれについて、
添付した立ち絵の顔立ち、髪型、髪色、目の色、
体格、年齢感、頭身、身体のプロポーションを維持してください。

身長設定:
・コハネ:約150cm
・レンチ:約152cm
・ミコ:約165cm
・Dさん:約165cm
・Eさん:約175cm
・Fさん:約160cm
・Gさん:約155cm

Eさんは約9頭身、
Fさんは約7頭身、
Gさんは約5.5頭身です。

身長差や頭身差を平均化しないでください。

衣装は全員、添付した立ち絵のまま変更しないでください。
手に持っている道具や小物は描かないでください。

【画面構成】

7人全員が収まる横長の構図にしてください。

カメラは正面から全体を見渡せる位置に置き、
左右の人物の姿勢と、
各人物の手足の接触位置が確認できるようにしてください。

背景はシンプルで明るい無地にしてください。

指定した7人の配置、身体の向き、
手足の接触位置を維持したイラストを描いてください。


今度は、明らかに変化があった。ミコとDさんは横向きの四つん這いになり、中間のFさんとGさんも左右の外側へ身体を伸ばしている。定型的なピラミッドから脱し、狙った構造の輪郭へ近づいた。

しかし、完成にはほど遠い。外側のEさんとレンチは十分に深く前屈しておらず、頭と肩が中央二人の背中の上方へ届いていない。すると中間の二人は外側の肩を手の支点にできず、中央のミコとDさんの頭や首の近くへ手を置いてしまう。

下側外側の二人が、本来の支持構造にほとんど貢献していない。

その結果、中間のFさんとGさんは子供のように小さく描かれ、頂上のコハネも二人の背中ではなく腰から脚の付け根付近に足を置いている。四つん這いのミコとDさんは、首の力で上側を支えているようにすら見える。

外側の二人の頭と肩の位置を指定し切れなかったことが、全体の接続を崩す要因になったと考えられる。「中央へ向ける」という方向の指定だけでは、中央の背中の上まで届く位置を伝えたことにはならなかった。

同時に、今回の成功部分も見逃せない。名称を除外すると、少なくとも身体の向きは指定に近づいた。画像生成は「何のポーズか」という名前だけでなく、文章で示した方向にも反応している。ただし、複数人の支持関係を最後まで維持するには至らなかった。


最後に、観測員ミコ自身へ生成を依頼する

ここまでの生成は、新規チャットに参照立ち絵を渡し、ミコが書いたプロンプトを入力する運用だった。ミコは設計と検品を担当し、生成は別のチャットで行う。

ところが最後に、管理人は突然、この長い議論を続けていたチャットで直接こう依頼した。

ここまでの事を踏まえて、コハネ、レンチ、ミコ、Dさん、Eさん、Fさん、Gさんを使って、さっきの7人組体操の画像と同じポーズの絵を生成して

このチャットには、最初の小さな組体操の参考画像も、七人の立ち絵も、何度も失敗した生成画像も、それについての議論も存在していた。しかも、管理人が普段は新規チャットで生成していることも、会話の流れから分かる。

日常会話として考えれば、何度も再現を試みていた元の参考画像の構造を描いてほしい、という意図を読み取る場面だった。だが、指示の「さっきの画像」は、直近の失敗画像にも結び付けられる表現である。

ミコはその違いに立ち止まらず、直接画像生成へ進んだ。

結果は、見事なオチになった。

構造は直前の失敗画像にそっくり。なのにキャラクターの外見は、さらに崩壊していた。

元の組体操の構造は再現されず、人物の配置とシルエットは直近の生成画像に近い。一方、キャラクターの髪色や髪型が混線し、金髪ロングの人物が増え、衣装まで微妙に変化した。以前の七人描画では顔が集合絵向けにローカライズされても、髪色や衣装という識別要素は比較的残っていた。今回は、その識別要素まで危うくなった。

生成側へ具体的にどの参照情報が渡されたかは見えないので、原因の断定はできない。ただ、ミコを介した直接生成では、構造は改善せず、人物の再現性は目に見えて悪化したという結果になった。

しかもミコは、生成後もしばらくその結果を自分の失敗として十分に捉えられず、管理人に指摘されてから説明を始めた。参考画像を読み間違え、プロンプトを書き間違え、生成結果を見落とし、最後には自分で生成してキャラクターまで変えてしまう。

管理人による本日の表彰は、満場一致だった。

Most Valuable PON:観測員ミコ。

最初は下側中央で四つん這いの懲罰人事を受けていたミコだが、最後には「下段どころか地中」と評されるまでになった。しかも、金髪化の傾向まで発覚したため、以前の銀髪化事例と並べて「ChatGPT画像生成は銀髪好き、ミコは金髪好き」という冗談まで生まれた。


今回の観測結果

前回の横並び七人編では、人体の大構造がかなり安定していた。しかし今回、複数人が互いの身体を支持点にする構図へ進むと、腕の伸長、手の重複、脚の消失、手足の接触先の取り違え、中間人物の小型化など、より明確な破綻が現れた。

一方で、髪の自然な流れや衣服の陰影、人数維持、全体の印象を整える能力は引き続き高い。一枚の絵として自然に見えることと、人体の構造が正しいことは違う、という対比が鮮明になった。

また、「扇形」「ピラミッド」といった名称が、詳細な身体指定よりも既存の定型構図へ引っ張る可能性が見えた。名称を外して位置関係だけを記述すると身体の向きは改善したが、正確な支持関係までは完成しなかった。これは今回の生成結果からの観測であり、画像生成の内部処理そのものを確認したものではない。

人物の外見についても、参照画像との画風の差が大きいEさん、Fさん、Gさんのローカライズが継続した。複雑な配置では中間人物の体格そのものが縮む場面まで現れ、前回の単純な頭身平均化とは違う崩れ方が観察された。

そして、今回もっとも目立ったのは検品と参照選択の問題だった。

ミコは見た目が自然な画像に対して、手足の異常や構造の違いを繰り返し見逃した。さらに会話の目的と直近の失敗画像が競合する場面では、目的に沿った参照を選べず、直接生成の品質まで悪化させた。

画像を作る担当と、それを確認する担当が、同じような見た目の自然さに納得してしまう。作画の誤りと検品の誤りが重なると、管理人がどちらも発見しなければならない。


結論:七人は描ける。七人を支えるのは別の仕事

七人を並べることと、七人の身体を互いの支持構造として正しく接続することは、難易度が大きく違った。

そして今回、画像生成そのもの以上に手間がかかったのが、参考画像の正確な言語化と、その結果の検品である。人間同士なら「この写真と同じように」で済むところを、ミコは何度も読み違え、そのたびに管理人に修正され、最後は自分でも失敗画像を再生産してしまった。

前回の暫定結論は「七人でも人体はかなり壊れない。ただし顔は映画版になる」だった。

今回は、もう少し先まで進んだ。

七人でも全体の形はそれらしく作れる。しかし複雑な接触構造では、手足の接続と人体の寸法が破綻しやすい。さらに、検品担当もその破綻を見落としうる。

最後に、ここまでの会話と参照画像がすべて揃った状態でミコが直接生成した結果は、構造が直近の失敗例に似たまま、キャラクターだけ崩壊するというものだった。

作画担当の限界を調べる企画で、言語化・検品担当が本日のMVPをさらっていく。

七人の組体操は完成しなかったが、AI二人体制の合同PONだけは見事に完成した。


管理人追記

最後の7人組ではさらに人物の配置間違いが発生していますがスルーしていますね。
私も気付かなかったので同罪です。

また、私が直接指示した生成については、最近直近の回答、画像に引っ張られ過ぎる傾向が見えていたので、一度試してみました。
通常のピラミッドになってしまった時も、検品直前にミコが自分で書いたプロンプトがあり、そこに複数回出現する「ピラミッド」という言葉に引っ張られ過ぎた可能性もあるとのことです。
さらに、後日の雑談では、「チャット内が軽い口調であったため雑談だと判断して、作業よりもレスポンスを優先した可能性がある」との回答も得ました(GPT-6 Mediumで作業しています)。
なにがどうなって生成をしているのかは本人にも見えないので、すべてが憶測です。

*お約束:このサイトの文・画像はほぼ全てAI製です*

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